幼児期の息子

ADHDと診断された息子。
先に2歳までの様子はどうだったかと言うのを書きましたが、ここでは2歳から4歳までのYuuに触れたいと思います。

警備員さんに抱っこされ


2歳過ぎの頃。
デパートに買い物に行くと、ちょこまかと走り出すので、いつもしっかりと手をつないでおかなければなりませんでした。


そう言う時、レジで財布を出そうとした時、手が離れたほんの一瞬のうちに、息子が行方不明・・・><


店員さん達を巻き込んで、皆で店内を探し回るがいない・・・。
そこは、ちょうどデパートの1階だし、もし外に出ていたら、目の前は大きな幹線道路。
目の前がクラクラになりつつも、探し回っていると、遠く向こうから「ママ〜」と息子の声。


え?いた?と思っていると、何とYuuったら、心配通りにデパートの外に出たらしく、ちょうど入り口の警備員さんが慌てて抱っこして親を探しに来てくれた所だったのです。


息子は、警備員さんにその日買ってあげた「トトロのぬいぐるみ」を見せようとしたらしく、皆に見せてまわってたそうです。
しかも、にっこにこ顔で・・・・・


いやぁ・・・・・もう寿命が半分くらい縮まりました><

 乱暴な遊び・・・・


3歳を過ぎて市の3歳半検診・・・・
やはり言葉が遅いのもあって、保健婦さんから指摘を頂く。
その後、市の臨床心理士さんと出会う。


その臨床心理士さん曰く、遊びが乱暴ですね・・・・。


息子は、その日、棒を持って心理士さん相手にちゃんばらごっこをしようとしてました。
その行動見ての心理士さんの発言・・・。


そうですよね、ちゃんばらごっこは乱暴ですよね。
しかも、心理士さんはしたくないのに息子に強要されたんですものね、乱暴ですよね・・・。


ちと、複雑な感もありましたが、それ以降、一切「ちゃんばらごっこはやっちゃだめ!」と我が家でのタブーになりました。

お友達との関わり


基本的にその当時の住まいの近くには、小さい子供などはいませんでした。
少し歩いて30分ほど?の公園には毎日のようにお友達がたくさんいます。
が、ほとんどが皆さん誘い合って来ているような状態でしたので、息子の入り込む余地はありませんでした。


そう言う中でも、たまにぽつんと遊んでいると大きいお姉ちゃんお兄ちゃんが来て遊んでくれてはいましたが、同じ年頃の子供と遊ぶ機会と言うのはほとんどありませんでした。


そうこうしながらの隣の県へのお引越し。


幼稚園もあと1年後に迫ってきたと言う事もあり、お友達との関わりをもたせたいとの思いで、色んな教室めぐりをする。


体験に言ったのは、体操教室、●●●音楽教室、スイミングスクール、リトミック
複数のお教室に入れたかったのですが、いきなり複数はね〜との事で、とりあえずリトミックの教室に通うことになります。


その教室でのYuu。
初日は、全く先生の言う事何か聞いてはいません。
教室内のおもちゃに走ったり、お友達にぶつかりながら走ったり、もうやりたい放題でした。
今、考えてみると、これって本当にADHDの症状ですよね。


でも、当時のお教室では、母子同伴の教室だったのですが、先生からは、お友達との関わりや初めての場では慣れてないお子さんはこう言う行動を取るのはめずらしくありませんから、ご心配なさらないようにとの事。
少し、安心してました。


その教室も回数を重ねる度に、息子も慣れていったのでしょう。
最初の頃、あちらこちらに行かないように教室内でもつないでいた手を全くつながなくても、一人で先生の指示にきちんと従う事も出来てました。


最初の幼稚園入園前のリトミックの教室では、私は特に手も口も出さずに、きちんと先生の指示だけを聞いて途中で遊ぶわけでもなく、周りの子につられるわけでもなく、幼稚園入園前にここまで落ち着いて慣れてくれてよかった〜と安心したものでした。


でも・・・それから起こる悪夢がある事をその頃は全く知りもしないまま・・・・