2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

療育の役割

ここでは簡単に療育について触れておきます。 療育は自治体によって公共の療育、私設の療育に分かれます。 公共の療育では、自治体の保健福祉センターが行っているものや、養護学校などで行っているものがあります。 私設の療育では、民間の療育センターが行…

コンサータ

塩酸メチルフェニデートの徐放剤であり、ADHDに適用があるとしてアメリカなどで利用されています。 日本では2007年10月26日に製造販売が承認され、2007年12月19日に発売されました。 ●承認日 2007年10月26日 ●薬価収載日 2007年12月14日 ●発売日 2007年12月1…

リタリンについて

リタリンは、アメリカを中心に、注意欠陥/多動性障碍(ADHD)の治療に用いられている中枢刺激薬です。 日本では、ADHDの治療用として特に子供に対して処方される薬はこのリタリンがほとんどでした。 アメリカでは、これまでの使用経験からは、ADHDの主要症状…

小学校のお勉強

小学校に入っての初めてのお勉強生活。 学校の担任からは、入学してからの1〜2週間のYuuを見て、「ひらがな、カタカナ、読み、書き、に関して問題がないようですし、あまりご自宅に帰ってからも勉強勉強とは言わずに、たくさんのお友達と遊ぶと言う事、人…

1年生の終わりが近づいて来て・・・

もう1年生も終わりに近づいて来た頃。 Yuuには足りない物があるのに気付きました。

お友達との関わり

幼稚園の頃はお友達が出来ず、回りからは煙たがられ、寂しい思いをしていたYuuでしたが、薬物治療の成果もあって毎日学校でも放課後でも一緒に遊べるお友達が出来て来ました。

リタリンからコンサータへ

Yuuが小学校に入学した年の秋も深まった頃。 突然にリタリンの処方中止が発表されました。 正確に言うと、鬱への処方が適用外になり、それまで暗黙の了解で処方されていたADHDに対しての処方も中止されると言う事でした。

薬物治療の開始(リタリン)

リタリンを飲みだしたのが5月17日から。 約入学してから1ヶ月ちょっと過ぎた頃でした。 5月の後半には小学校に入学して初めての運動会もあると言う事からも、タイミング的にはちょうど良かった気がします。

自己否定の始まり

入学して教室からの脱走を繰り返していたYuuでしたが、そのうち、周りと自分との違いに気付き始め、どうして自分は出来ないのだろう、皆が当たり前にしている事が自分には出来ないのだろう、と自身に対して疑問を持つようになりました。

教室からの脱走・・・

学校生活に入り、まず初日がパニックでしたが、その後はパニックを起こす事はありませんでした。 が、始まったのが教室からの脱走。 学校へ登校し、1時間目の授業はまぁ受けれる。 2時間目にでもなると、もう座っていられなくなり、教室から脱走する日々。

パニック

ある意味、初めてのパニックです。 入学式の翌日にあったそうです。 初めての学校、初めての場所、初めてのお友達、全てが始めてだらけで、自分の居場所、色んな事がわからなくなり、混乱してしまったんでしょうね。 学校で大泣きしていたそうです。

待ちに待った入学式

緊張しながら迎えた入学式。 この日は本人も良い緊張をしていたせいもあり、日頃の多動も衝動性も影を潜め、みるからに立派な新1年生としてスタートする事が出来ました。