発達障害とは

軽度発達障害とは、

LD・ADHDアスペルガー症候群高機能自閉症・広汎性発達障害

の事を差します。


名前に「軽度」と付いているから軽度な障害かと言うと、そうではありません。
それぞれ、軽度、中度、重度とありますので、軽度発達障害がとっても軽い障害ではない事をきちんと理解する事が必要です。
又、近年では軽度発達障害と言う言葉はあまり使われなくなり、ただの発達障害と言う風に表現される事が増えております。


発達障害児は普通クラスの6%。1クラスには1〜2人います。
2002年に文部科学省から、普通クラスの6%の児童がLD・ADHDアスペルガー症候群高機能自閉症等の発達障害を持っているということが報告されました。


1クラスに1〜2人は発達障害の児童・生徒がいるということになりますが、「なまけてる」と誤解されたり、「ヘンなヤツ」と思われいじめの対象になったり、不登校になったりと、学校生活で苦労している子どもが多いのが事実です。


そう言う子供達でも、適切な支援、適切な環境下においては、苦手とされる部分が緩和されて来たりするものです。
今の発達障害を持つ子供達に必要なものは、周囲の理解、適切な支援、そして子供達が前を向く自信を与えてあげる事ではないでしょうか。


発達障害児の中で、一番恐れられる事は、自信喪失による自己否定などから起こる、チックや鬱。
様々な二次障害です。


発達障害を持ちながらも、中には自身と他者との違いに気付き、悩む子供も大勢います。
発達障害と一口に言っても、その症状は様々ですから、個々のニーズに合った適切な支援。
とても大事なものになります。