学童期の選択

障害児が学校生活を送る上で心配な事はたくさんあると思いますが、現在の義務教育では、どのような体制がなされているのかと言うのを、少しずつですが調べた都度、書き込んで行きたいと思っております。


先般、特別支援教育制度なるものも出来たようですが、実際はどうなのか?
やはり地域により格差はかなりあるようです。


2007年春に入学した息子の学校では、スクールアシスタント制度、ヘルパー制度、TT(ティーティーチング)制度が既に整っておりました。
これらの先生方は授業の補助をして頂いたり、保護者に対しての相談などを行っており、クラスの担任の先生との間の掛け橋になって頂いたり、又、就学前の学校訪問後の様々なお話しなどに対応して頂いているようです。


又、私共が住んでおります地域では、通常学級、特別支援学級の選択は最後の決定権が保護者に託されております。


これらを踏まえた上、就学に関してはまず、親としてどうしたいのかと言う目標やビジョンを持ち、子供にとって望ましい物は何か?そしてそれについて学校側や教育委員会ともしっかりと話し合えるのか?学校側=校長先生には理解を促せるのか?実際にそう言う発達障害に詳しい教員はどのくらいいるのか?と言う事も踏まえて、色々と考えて調査しておく必要はありそうです。


当然、制度についてもまだまだ地域差、学校での差が大きいのは否めません。
又、親の希望が必ずしも通るものでもありません。


だからこそ入学前の今、しっかりと方向性を決め、学校側との話し合いを密に持つ事も必要になってくると思います。
入学して「こう言うはずではなかった・・・」と後悔する前に、やるべき事はやっておきましょう。