薬物療法

治療が効果をあげる為には、薬以外の生物学的治療も欠かせないものとして、当サイトでもいくつかご紹介しています。
これらを利用することによって薬を使用せずにすむケースもあれば、薬なしではどうにもならない人もいます。


薬を飲み始めるとき、飲もうかと考える時には、《自分は何を求めて薬を飲むのか》をはっきりとしておくべきです。
ADDの薬物療法の目標として考えられるものには、このようなものがあります。

 ●注意を持続できる時間をのばし、学習効果をあげる。
 ●気が散らないようにする。
 ●落ち着きを身に付け、活動過多をおさえる。
 ●衝動に流されないようにする。思慮ぶかくなれるようにする。
 ●いらだちにくくなれるようにする。
 ●意欲を高める。
 ●学校で、職場で、家庭で、人との関係で、自分の内面で、全般的な機能レベルを高める。


現在、YUUは、4歳児である為に、まだ薬物療法はなされておりません。
逆に、私Mamanは、薬物が服用可能です。
が、あえて私は薬物を使用せずにサプリメントでの療法を行っております。

軽度である私のADHDと中度であるYUUのADHD
私が見るところでは、今のところ全く症状は別物であります。

今のところ、YUUが薬物を服用出来るのは、医師の判断にもよりますが、おおよそ1年後の小学校に入る1年前と言われております。
あと、半年ちょっとくらいでしょうか。

副作用の事、依存症の事、色んな事を考えると躊躇したくなるような思いもなきにしろあらずなのですが、本来の目的。
上記にあげられた目的をしっかりと頭に入れ、YUUに合う量を見出せたらと思っております。


リタリン


リタリンは、アメリカを中心に、注意欠陥/多動性障碍(ADHD)の治療に用いられている中枢刺激薬です。
日本でも、ADHDの治療用として特に子供に対して処方される薬はこのリタリンがほとんどでしょう。


アメリカでは、これまでの使用経験からは、ADHDの主要症状である、不注意、多動、衝動性、そして攻撃性に対する効果が認められており、70〜80%の子供はこの薬で何らかの効果があると言われています。


リタリンは短時間(通常3〜4時間)しか作用しません。
もっとも不適応を生じやすい学校での時間をカバーする為に、朝1回、あるいは、朝・昼2回の服用が一般的です。
ただ、現在ではADHDに対してのリタリンの処方は保健適用外使用と言う事になります。


リタリン販売元の添付文書





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