5-HTP

Maman2005-10-22

サプリメントシリーズ、今回は「5-HTP」です。


これも他の物と同じく、ダニエルエイメン氏の著書で知る事になったのですが、実はこれは息子ではなく、私が飲んでいたりします^^;


まぁ今の私の場合はADHDと診断されているわけでもなく、でも、過去の私はADHDであったかも知れないとも思ってはいますが、その中でも私の場合は、気分の落ち込みがとても激しく、ある種の鬱状態?と思う事もあります。


そう言うときにこの5-HTPを飲んで見ました。
まず5-HTPとは

5-HTPとは5-HydroxyTryptphanの略で必須アミノ酸トリプトファン代謝産物である。
これもチロシンと同様に単一で摂取すると非常に特殊な効果が現れる。
5-HTP神経伝達物質であるセロトニンの前駆体であるため、5-HTPを単体で摂取するとセロトニンを増加させることができる。

セロトニンには感情を平板化させるような働きがあり、この5-HTPを摂取すると、感覚としては非常に気分が落ち着き、寛容的になる。
抗鬱薬として有名なプロザックセロトニンを増加させるものなので、この5-HTPも抗鬱作用が期待できる。
プロザックなどの向精神薬類が神経伝達物質の自然調節機構を阻害してセロトニンを無理矢理増加させるのに対して、5-HTPセロトニンの元を補ってやってセロトニンを増加するように促すだけで、飽くまでも脳本来の自然調節機構は阻害しないのでより安全である。
また食生活に起因するトリプトファン不足によるセロトニン低下に対しては、プロザックによる再取り込み阻害の方式ではますますセロトニン原料が不足してしまうのに対して、5-HTPではそのセロトニン原料を補ってやれるので非常に有用である。


で、5-HTPを飲んでみての感想ですが、( ̄∧ ̄)(_ _)フムフム・・・ 確かに気分の抑揚は減ったようにも思います。


が・・・・・


実は、パパにも並行して飲んでもらったんですよ。
すると、パパを通して意外な事が分かりました。


5-HTPは、「何も考えられなくなる効果がある」と言う事です。
まぁ確かに考えてみると、坑鬱剤代わりにも用いられる?ようなお薬です。
気分が良くなるとか、そう言う事ではなく、一つの事に集中してそれから抜け出せない人達の為にそう言う一つの事に集中が出来なくなる効果があるようです。


なので、仕事に行く朝に飲んだパパは、「あ〜最悪だった><」ともらしてました。
まぁでも、人間落ち込んだり気分がふさぎ込んだりする事もあります。
そう言う時に、そう言う嫌な事を考えずに済むと言う事を思うと、5-HTPは効果はあるのかもしれません。



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