お友達との関わり


幼稚園の頃はお友達が出来ず、回りからは煙たがられ、寂しい思いをしていたYuuでしたが、薬物治療の成果もあって毎日学校でも放課後でも一緒に遊べるお友達が出来て来ました。


異学年同士で遊ぶと言う事からも子供達の懐の大きさを初めて知ることになったり、Yuuもそれまで全く知らなかったお友達との楽しい時間、お友達との関わりの方法、信頼関係の築き方、ある種の子供ルールと言うものをしっかりと叩き込まれ、学校の先生が言うよりも、親が言うよりも色んな事を乾いたスポンジが水をどんどん吸収していくかのごとく、Yuuも色んな事を吸収して行きました。


その頃には担任の先生からも「確かに入学してきた当初は苦手な事もたくさんあり、周りに比べて遅れていた部分があったのは否定できません。が、今はもうそれはありません。Yuu君は皆と同じラインに上り詰めて来ました。今更ですが、クラスのお友達もYuuの良い部分が目立って来たが為に、Yuuに対して好意的に思っている子が増えてます。本当にYuuは頑張ってます!この1年生と言う時期にこれだけたくさんの経験をし、それを吸収して自分の物にしていけてるYuuは本当に頑張りやさんです!!お母さんいつもYuuを誉めてあげてください!!」とまで言って頂けました。


もちろん、自宅に帰ってパパに報告すると、一人で良く頑張った、頑張ってくれてる・・・と号泣したのを思い出します。


そう言う成長を見せてくれたYuuですが、お友達が「対等」に扱ってくれる事もあって、本当に異学年ならではのたくさんの経験をすることになります。


遊びも数々の遊びをしました。
皆が知り合った切欠はDSでのポケモンゲーム。
それからDSのゲームだけでも数種、サッカーにドッチボールに野球にミッションごっこベイブレードにカードゲーム、寒波が襲って来た時に出来た氷の水溜りでのスケートごっこに雪の日の雪合戦や雪だるま作り。
お友達同士だけで演じた劇や近くのスーパーにもらいに行って作ったダンボールの迷路。
使い終わったダンボールは遊んだ皆が朝早く集まって、資源ごみの日に皆で捨てに行ったりもしました。


そこでもYuuは責任と信頼などの大事な事をしっかりと学んだようです。
2年生になってもこれを大きく生かしながら頑張って欲しいと思ってます。