1年生の終わりが近づいて来て・・・


もう1年生も終わりに近づいて来た頃。
Yuuには足りない物があるのに気付きました。


今まで対等に扱ってくれていた上級生が卒業し、中学生になりますが、学年と言う意味は解っていても、本当の意味では解らない事がまだまだありました。


ちょうどその頃に改めて年齢、学年と言う事をYuuと何度も話をしています。
1年生はその前の年までまだ幼稚園に行ってた子。
小学校6学年ある中での一番の新人さん。
まだまだ学ぶ事はたくさんある。


6年生も1年生の時期があって、1つ1つ年を重ねて行き、色んな経験をしながら今がある。
Yuuもこれからしなければならない事がたくさんあって、お勉強にしてもしかり、お友達同士の色んなかかわりにしてもしかり。
だから、1年生と6年生と言うのは大きな開きがあって、それでもYuuを対等に扱ってくれた上級生達には感謝をしなくてはいけない。


Yuuもいずれ上級生になる時が来る。
その時に、自分を対等に扱ってくれて、解らない事は教えてくれ、優しく導いてくれたお友達らのような上級生になって欲しい。
年齢を重ねることには焦らなくても急がなくても、誰だって嫌でも年齢を重ねて行く事になる。


だから、今はYuuは1年生と言う事に誇りを持って、出来ない事があっても1年生と言う事を胸に、急いで上級生と同じ事をしようとしなくても良いと言う事。
しようとしても出来ない事がある事。
今を大事に生きて行く事。


たくさんの話をしました。
どれだけYuuの胸に響いたかどうかは解りません。
でも、いつかYuuが上級生になって、6年生になった頃にでも、こう言う事があったね〜、と楽しく小学校生活を振り返って昔話が出来るようになっていたらいいなと思います。


この1年間は上級生達から余りあるたくさんの経験や知識や優しさや思いやりを教えてもらいました。
この経験はYuuにとっては大事な宝物。
私もYuuと一緒に守って行きたいと思います。