視覚機能

最近目に止まった言葉。

視覚機能


当初その言葉を聞いた時には、別にYuuは視力はいいしなぁくらいしか思ってはいませんでした。
が・・・・・
その後、色々と調べて行くうちに、いや・・・これは違うぞ?と深く興味が湧いてきました。
視覚機能は、視力だけでなく、脳の海馬(いや、まだ実はこの辺りは詳しくはないのですが)や色々な関係があるそうです。
そこで、色々な情報を集めているうちにこう言う物がありました。


信州大学教育学部生の研究論文要旨>

  「十数%の子供が読書困難、その原因が視覚機能にあった」



 信州大学教育学部の松川南海子さんの研究によると、研究対象75名の小学3年生の16%に当たる12名に読書困難の問題が発見され、その12名中の7名に眼球運動能力の問題、4名に視知覚の問題が発見された。読書困難グループの中に偶然にも一卵性双生児がいて、1人の子にだけ眼球運動トレーニングを行なったところ、その子にだけ読書能力の向上が見られ、トレーニングを行なわなかった子供には向上が見られなかった。

 勉強が苦手な子供たちの中には読み書きに問題のある子供が多く存在しますが、そのような子供たちの中には、今まで、単に怠けているだけ、やる気がない子供として片付けられていた子供もたくさんいたようです。 しかし最近、信州大学教育学部で行なわれた研究によると読書困難の原因として眼球が動きづらく、文字を眼で追っていけないなどという眼球運動の問題や、視知覚(図形、文字の形を認識しづらい)というような問題があることが分かりました。

 読書困難グループ12名のうち7名は眼球運動に問題を持ち、4名は視知覚に問題を持っていました。視知覚とIQにも関連が見られましたが、これはIQテストの中に視知覚的要素が多分に含まれていることが原因として考えられます。

 同じく信州大学教育学部の大井真美子さんが、読書困難グループの中の一卵性双生児の2人のうち1人に眼球運動と文節区切りトレーニング、もう1人には文節区切りトレーニングだけを行なった結果、眼球運動トレーニングを行なった1人には読書能力向上が見られ、文節区切りトレーニングだけを行なった1人には読書能力向上は見られませんでした。

 アメリカではオプトメトリストによるこのような研究は多く存在しますが、日本の大学機関でこうした研究が行なわれたことはおそらく初めてであり、これからもこうした研究や実践がなされていくことが、困っている子供たちのためになると考えられます。


本を読むときは眼をスムーズに動かして行を追っていく能力が必要です。

この能力が弱いと行や字を飛ばして読んでしまったり、読んでいることが頭の中で繋がらないので、文章理解に支障をきたすことがあるそうです。

結局、物事の理解力や思考力、集中力を養う上で、視覚機能はとても重要な役割を担っているのではないかと思います。


それを照らし合わせてみると、今のYuu。

「視写」がとても苦手です。

ひらがなを書く練習をする時に、お手本の大きな文字を見ながら、自分のノートに書き写すと言う事が出来ません。



見て書く瞬間に忘れるのか、他の事に気が入ってしまって出来ないのかは定かではないのですが、もしかしたらそう言う視覚機能に問題があるのかもしれません。

とりあえず今の段階での文字を書くと言うトレーニング方法としては、「なぞる」と言う事をしながら、文字の形を覚えると言う風に持って行ってます。



本読みなどは、とりあえず一文字ずつ指で追いながらやってますが、長続きはしません。

また、たまに特に注意をせずに見ていると、知らないうちに行を飛ばして隣の行に移っている事もしばしば。

一日1ページを目標にはやってますが、根気がないのかなぁとか、読める字を拾い、読めない字を覚えながらなので、時間は掛かるし、まだ無理なのかなぁなんて思ったりもしてましたが、上記の事を考えると、やはりこれも視覚機能に問題があるように思います。



また、読めない字を新しく覚えると言う事についても、文字を何かにイメージしながら覚えると言う事であれば覚えられるとしても、文字単体で何と読むと言う事を単純に考えた時にはかなり困難になっています。


視覚機能に困難があるかもしれない?


ただ、これが興味のあるものに関しては形を覚える事は容易です。

ガンプラとか、好きなキャラクターのパズルとかね。

とりあえず、視覚機能を鍛える為のトレーニングについて色々と調べて行きたいと思ってます。


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